マキノ高原/メタセコイア並木
マキノ高原へのアクセスロードは、直線道路の両側に続くメタセコイアの並木。
ドライブで通り抜けるのも良いけれど、ここはちょっと車を降りて歩いてみたい。
恋人同士並んで歩けば、
ドラマの主人公のような気分を味わえるかも…。
この地を訪れる人々を出迎えてくれるかのようなメタセコイアの並木道。
延長2.4kmにわたって約500本が植えられ、
マキノ高原へのアプローチ道としては、高原らしい景観を形成しています。
美しい円錐形の樹木は、
春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と、
四季折々に見る者の目を楽しませ、
まっすぐに延びる道路が造り出す対称形の整った景観は遠景となる野坂山地の山々とも調和し、
訪れる人々を魅了します。
平成6年11月には、読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定されました。
生きた化石:メタセコイア
約5,000万年前に北半球で繁茂していたが、
約80万前の日本を最後に絶滅したとされている。
1939年に三木茂博士によって、
化石が発見され、メタセコイアと命名された。
その数年後に中国の奥地で発見され
「生きた化石」として有名に。
1949年に中国から接ぎ木と種子を譲り受けて、
日本各地に広まった。
約400万年~180万年前に堆積した
古琵琶湖層からもメタセコイアの葉や球果の化石が
多数発見されている。
スギ科 落葉針葉樹 和名:アケボノスギ